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オタビジブログ

とあるメディア企業で働くオタクビジネスプロデューサーによるブログ。 アニメやゲームなどいわゆる「オタク向けビジネス」の紹介・分析を中心としながら、イロイロ書いていきます。言っちゃだめなことは言いません(=゚ω゚)ノ

ノイタミナから公式スマホアプリ登場!その目的とは

ノイタミナ公式アプリ

みなさまこんばんわ(=゚ω゚)ノ

フジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」から公式スマホアプリがリリースされました。

ノイタミナ公式アプリ

 開発は「面白法人カヤック」です。

先日、業績悪化が話題になっていた企業ですね。
「面白法人」と名乗るだけあって面白いWEBサービスやアプリをリリースしているものの、なかなかマネタイズに結びついていないようで、 経営がうまくいっていないとのこと…。
WEBサービスやアプリ業界全体の問題ですが、このジャンルは無料で面白いものがありすぎるので、それだけで企業が食っていくのはなかなか難しいなぁと感じます。

話が逸れました。 

さっそくインストールしてみました。ランキングはまだまだ圏外です。
AppStoreの評価を見ると10の評価がついていて、全員が★★★★★でした。
いろいろ考えることはありますが、みなまで言うな、ということで先に進めましょう。

UIはとっても良いです。
ほんとわかりやすい。さすがカヤックさんです。


実際に触ってみた

公式サイトより引用しまして、機能を順に見ていきます。

On Air…番組を見ながらTwitterでつぶやこう!放送作品や過去作品のハッシュタグを簡単に選ぶ事が可能!みんなで盛り上がろう!!

指定のハッシュタグのツイートを検索かけているだけでした。。。
これをメニューの一番上に持ってきちゃうのってどうなんでしょう。

News…いつでも何処でも「ノイタミナニュース」をチェック!こちらの機能を使えば簡単に最新情報を知る事ができます!

アニメ製作スタッフ側からすると、必ず欲しい機能ですね。
しかしユーザーからすると、ノイタミナ限定の情報しか配信されないわけで、あまり需要は無い気がします。

Novel…ノイタミナ公式サイトの人気コンテンツ 「ノイタミナノベル」がアプリにも登場!「PSYCHO-PASS サイコパス」や「つり球」など、人気ノベルが閲覧できる!!

サイコパスとつり球、あの花の短編小説がアップされていました。
ですが、これ、公式サイトで既に公開されているものです。
もちろん無料で読めます。

Lineup… 歴代のノイタミナ作品をいつでもチェックできる!2005年から放送を開始した「ノイタミナ」の全作品を知る事ができます。あなたのお気に入りの「ノイタミナ」作品を探してみませんか?

ノイタミナの各作品ページヘのリンク集でした。
せめて、放送時期やあらすじ、話数などの概要くらいはアプリ内に掲載して欲しかったところです。

twitter…お持ちのTwitterアカウントと連携するとツイートやプロフィール機能を利用することが出来ます!

ユーザー各自のTwitterと連携させる設定部分です。

And more…合言葉の入力や友達を招待して経験値をGET!ノイタミナレベルがアップすると限定アイテムなどが貰えるかも!?他にも「ノイタミナ」の放送を見逃さ無い「アラーム機能」を搭載!今後も新機能を追加予定です!

「And more」としてオマケのように書かれていますが、これがメインでしょう。
ノイタミナレベル」と「経験値」をうまく活用することで、リアルタイム視聴、継続視聴につなげるのが目的かなと思います。


ひと通り使ってみての感想

うーん、どうやらポータルサイトをネイティブアプリで作っただけな感じです。
これくらいの機能であれば、「WEBだけで完結できたのでは?」とも思います。

ただ、ネイティブアプリの強みとして、「プッシュ通知」がありますね。
視聴連動・リアルタイム視聴促進をも目的とするのであれば、プッシュ通知ができるネイティブアプリにする意味はあるかと思います。

今のところ、アプリ単体でマネタイズしていくものではなく、もっと総合的なアニメ作品の宣伝施策、ノイタミナ枠のブランド向上として作られているようです。 

7月からは放送でもがっつりと告知が入ることでしょう。
もっとファンが楽しめるようなアプリにしてもらえないと、人を集めることができず、ポータルアプリとしての機能を成立させるのが難しいでしょう…。  

また、このノイタミナ枠は深夜アニメ枠としては放送時間帯が早いのが特徴です。
(深夜0時45分から深夜1時45分まで) 

ビジネスとしては 、前にも書いたように、Blu-rayやDVDといったパッケージ販売からの配分かと思いますが、テレビ局にとっては、視聴率も重要ということでしょう。
スポンサーへCM枠を販売するときの説得材料にはなります。
他にも、各製作委員会が「どこで放送するか」を検討している時に、ひとつの魅力となります。