オタビジブログ

とあるメディア企業で働くオタクビジネスプロデューサーによるブログ。 アニメやゲームなどいわゆる「オタク向けビジネス」の紹介・分析を中心としながら、イロイロ書いていきます。言っちゃだめなことは言いません(=゚ω゚)ノ

話題のゲーム「艦隊これくしょん~艦これ~」が相当キテるらしい

「艦隊これくしょん~艦これ~」が8月10日(土)より、新規登録受付再開とのこと!

 

 

いま業界最注目のゲームをご紹介します(=゚ω゚)ノ

もう知らなきゃ恥ずかしいよ(=゚ω゚)ノ

 

ゲームといえば、スマホのソーシャルゲームが世間(特にネット界隈)をいつも騒がせておりますが、当たってしまえばがっぽり儲かることが判明して以来、有象無象の企業が進出し、いろいろと進化しております。

 

特に、現在AppStoreの無料ランキングで1位、2位にランクインしている「チェインクロニクル」、「ブレイブフロンティア」は、これまでとは変わったジャンル「RPGソーシャルゲーム」が大ヒットしているということで、かなり注目されています。

RPGといってもラグナロクオンラインのようなMMORPGではなく、これまでのスマホソシャゲの定番形を踏襲しつつ、しっかりとストーリー(シナリオ)を組み込んでいます。

 

結構やりこんでみましたが、セガとエイリムの本気度がとても感じられます。

こういう本気ゲームが主流になっていくと、ちゃんとしたゲームプロデューサーがいない会社だとしんどいですね。

 

話がそれました。

そんな感じでどんどん進化していっているソシャゲですが、そんな中でもいま注目を集めているのが「艦これ」です。

前の記事(PCゲーム『進撃の巨人 -反撃の翼- ONLINE』が発表!クローズドβテスターを募集中)でも簡単に触れましたが、いま大人気のPCブラウザゲームです。

プラットフォームはエロ動画でお馴染みのDMM.comです。

 

4月にリリースされて以来、新規登録受付→サーバー混雑で受付停止→再開→すぐに混雑で停止…を繰り返しているほどの人気です。

ちなみに僕が知った時は既に受付停止状態でして、まだ未プレイです。

8月10日の受付再開を全力で狙っています。コミケは土曜日に行きません。

 

↓ではデータでどれほど艦隊これくしょんが話題になっているかがわかりやすくまとめられていますので一見の価値ありです。

この1ヶ月間で「艦これ」がとんでもないことになっている:【2ch】ニュー速VIPブログ(`・ω・´)

 

ゲームのヒット要因としては、

・ゲーム性がすごく高い

・キャラクター絵が良い感じ

・声優を豊富に起用している

などなど、話題になりやすい要素がてんこもり、だそうです。

なおかつ、宣伝費をかけず(かけられず)、ステマ感無しでじわじわと広がっていったことで、ユーザーに受け入れられているように思います。

 

また、ヒットの要因とも繋がりますが、特徴として、課金に「ガチャ」を使わないことが挙げられます。

ソーシャルゲームとしてガチャは主流中の主流で、このシステムの開発がゲーム業界でのマネタイズに変革をもたらしたのですが、艦これでは使われておりません。

 

「そんなことでこのご時世、成立すんの??」というところですが、このゲーム、あの角川グループ角川ゲームスが制作しておりまして、ゲームだけで収益化を目指してスタートしているのではなく、そもそも多角的なメディア展開を予定しているそう。

「KILLER IS DEAD」「艦これ」そして「天空の機士ロデア」――角川ゲームス 安田善巳社長が,同社の最新作とその先について語ってくれた - 4Gamer.net 

「艦これ」は,新しいIPをネットに生み出し,ユーザーの皆さんと一緒に育てていくというコンセプトなんです。既存のブラウザゲームやソーシャルゲームのパターンにとらわれない新しい取り組み方で,たくさんのユーザーの皆さんに愛着を持っていただけたらと思っています。このゲーム発のIPを,ゲーム内課金だけでなく出版を始めとするマルチメディア展開などで収益化していこうと考えています。  

 ※IP…知的財産。要するに、キャラクターなどのコンテンツのことです。

 

実際に8月13日にはグッズ販売が予定されております。定番の抱きまくらカバーですw

メディアファクトリー、『艦隊これくしょん』のキャラクターグッズを8月13日より発売 | Social Game Info 

 

ソーシャルゲーム業界は次のようになってきているように見えます。

オリジナルのちょっとした世界観のもので始まり、それらを出し抜くために既に強力なIPの取り合いとなったものの、原作があれこれうるさいから自らが強いIPを作り出す。。。

この流れ、パチンコ業界の動きが頭をよぎりますね。

 

ゲームのクオリティもさながら、新しいビジネスモデルの模索ということで、注目が集まる「艦これ」。

マルチメディア展開ということで、ゲーム発のアニメ化も十二分に考えられると思います。注目です。