オタビジブログ

とあるメディア企業で働くオタクビジネスプロデューサーによるブログ。 アニメやゲームなどいわゆる「オタク向けビジネス」の紹介・分析を中心としながら、イロイロ書いていきます。言っちゃだめなことは言いません(=゚ω゚)ノ

「ソーシャルゲーム×アニメ」が閉塞するソシャゲ業界の天を衝く

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みなさまこんばんわ(=゚ω゚)ノ
6月クールアニメが軒並み終わってしまいましたね…。
再放送でひさびさにグレンラガンを全話見なおしました。
やっぱ好きです。あれ。

アニメ×ソーシャルゲーム

それはそうと、以前、「ラブライブ効果、早くも現る!ソシャゲ運営のKlabが一瞬で単月黒字化だと…(=゚ω゚)ノ」の記事で書きましたが、
僕は「アニメ×ソーシャルゲーム」は非常に相性が良く、これからのアニメビジネスを担う座組になるかもしれないと考えています。

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DeNAがcomm事業から撤退!LINEの天下統一による影響は…

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みなさまこんばんわ(=゚ω゚)ノ

いやー、インデックスが世間を賑わせてますね。
インデックスが民事再生法申請 負債総額245億円 売上高水増しで強制調査受け - MSN産経ニュース

色んな大規模Webサイトのシステムを開発・運用していたりするので、今頃あたふたしている人が多いことでしょう。
子会社のアトラスが「ペルソナ」や「世界樹の迷宮」を抱えているので、そっちも心配です(=゚ω゚)ノ

今日はそれについて書こうとしましたが、あえて違う件を。
昨日、こんな衝撃の記事が飛び込んできました。

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ラブライブ効果、早くも現る!ソシャゲ運営のKlabが一瞬で単月黒字化だと…

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先日、こんな記事を書きましたね。

「ラブライブ!」第二期決定!月商10億?!ソシャゲだけでアニメ制作費を補えるのでは(=゚ω゚)ノ

そしたらその4日後の6月18日。
ラブライブ!ソーシャルゲームの開発をしているKlabよりこんな発表がありました。

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「ラブライブ!」第二期決定!月商5億?!ソシャゲだけでアニメ制作費を補えるのでは

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いやー、発表がありましたね!ラブライブ第二期(=゚ω゚)ノ
ラブライブ!Official Web Site | NEXT PROJECT

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最新アニメビジネス事情を「進撃の巨人」に当てはめながら説明してみる

TVアニメ「進撃の巨人」公式サイト

どーもこんばんわ(=゚ω゚)ノ

「日本のアニメ産業はこのままいくと完全に破綻すると思う(=゚ω゚)ノ」シリーズで、現状のアニメビジネスが厳しい環境になってきていることを書いてみました。

日本のアニメ産業はこのままいくと完全に破綻すると思う(=゚ω゚)ノ①テレビ局が放送する理由
日本のアニメ産業はこのままいくと完全に破綻すると思う(=゚ω゚)ノ②広告代理店のお仕事
日本のアニメ産業はこのままいくと完全に破綻すると思う(=゚ω゚)ノ③DVD・Blu-ray市場の縮小

そんな中、アニメビジネスを手がける各社も黙って、受け入れているわけはありません。いろんな施策をしていますので、そのあたり書いてみようと思います。

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日本のアニメ産業はこのままいくと完全に破綻すると思う③DVD・Blu-ray市場の縮小

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こんばんわ。さらに続きです(=゚ω゚)ノ

前回:日本のアニメ産業はこのままいくと完全に破綻すると思う(=゚ω゚)ノ② 
前々回:日本のアニメ産業はこのままいくと完全に破綻すると思う(=゚ω゚)ノ①

 ①と②で、地上波で深夜アニメ放送枠が増えたからくりを、テレビ局広告代理店の都合中心に書きました。
でも、この2社のプレイヤーだけではアニメビジネスは成立しません。
広告代理店が持ち込むためのコンテンツ、つまりアニメ番組が必要です。

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日本のアニメ産業はこのままいくと完全に破綻すると思う②広告代理店のお仕事

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さて、続きの記事です。
前回:日本のアニメ産業はこのままいくと完全に破綻すると思う(=゚ω゚)ノ①

前の記事では、テレビ局が深夜アニメを放送する理由を書きました。
その理由を一言で言ってしまうと、

広告代理店がアニメ番組をスポンサー込みで持ってきてくれるので、
労をかけずに深夜枠を埋められるから


といったところでした。
もちろん他の理由もあるのですが、上がわかりやすく、象徴的なところです。 

そこで今回は、

広告代理店はなぜリスクを取ってまで、深夜アニメを持ち込んでくるのか?

といったところを考えたいと思います。
ここに、アニメ産業が衰退してしまうという危惧を感じる一番の理由が潜んでいると考えています。

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日本のアニメ産業はこのままいくと完全に破綻すると思う①テレビ局が放送する理由

201307

自己紹介の次の記事として何から書こうか悩みましたが、
僕自身アニメ好きということもあり、やはりオタクビジネスの中心でもある「アニメ」の話題から書きたいと思います。
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